常微分方程式 解ける常微分方程式2|1階線形・ベルヌーイ型の解法と具体例 解ける常微分方程式の中でも「1階線形」は非常によく現れるもののひとつです.「ベルヌーイの微分方程式」は変形を施すことで1階線形に帰着する常微分方程式としてよく現れるので,ベルヌーイの微分方程式の解法も併せて理解しておきましょう. 2025.10.20 常微分方程式
常微分方程式 解ける常微分方程式1|変数分離形・同次形の解法と具体例 解ける常微分方程式の中でも「変数分離形」は最も基本的なもののひとつです.「同次形」は変形を施すことで変数分離形に帰着する常微分方程式としてよく現れるので,同次形の解法も併せて理解しておきましょう. 2025.10.08 常微分方程式
関数空間 緩増加超関数の厳密な定義と具体例|デルタ関数,コーシーの主値 「緩増加超関数」は現代の解析学では多くの関数空間の基礎となっています.この記事では,緩増加超関数の定義と,局所可積分と緩増加超関数の関係,緩増加超関数の具体例を解説します. 2025.07.21 関数空間
複素解析の基本 複素関数sin,cos,expの定義と諸性質|オイラーの公式と指数法則 複素関数の三角関数cos(z),sin(z)と指数関数eᶻは整級数(冪級数)を用いて定義するのが一般的です.また,この定義からオイラーの公式eᶻ=cos(z)+isin(z),指数法則eᶻ⁺ᵛ=eᶻeᵛを導くことができます. 2025.07.06 複素解析の基本
偏微分方程式 1次元線形熱方程式の変数分離解をフーリエ級数を用いて導出 線形熱方程式の初期値・境界値問題では,解がフーリエ級数展開を用いて表せる場合が多くあります.この記事では,形式的に解の形を導出したのち,その形式的な解が厳密解であることを証明します. 2025.06.18 偏微分方程式
測度論 極限と級数が順序交換であるための条件|微分と級数の交換も解説 関数列{fₙ}の級数Σfₙについて,極限limや微分d/dxを計算するとき,Σとlimの順序交換,Σとd/dxの順序交換ができると簡単に計算が進むことはよくあります.この記事では,これらが交換可能であるための条件を解説します. 2025.06.06 測度論
ルベーグ積分の基本 微分と積分が順序交換可能な条件|ルベーグの収束定理の応用 2変数関数fに対してF(t)=∫f(x,t)dxで定まる関数Fを微分するとき,微分と積分の順序交換をしたいことがよくあります.ルベーグの収束定理を用いることで,微分と積分の順序交換ができるための条件を導くことができます. 2025.06.03 ルベーグ積分の基本
複素解析 フレネル積分を複素積分で計算する|cos(x²),sin(x²)の広義積分 0≦xでのcos(x²), sin(x²)の広義リーマン積分を「フレネル積分」といいます.フレネル積分は複素積分に持ち込み,コーシーの積分定理を用いることにより計算することができます.また,一般化したcos(xⁿ), sin(xⁿ)の広義リーマン積分も計算しています. 2025.05.23 複素解析
ルベーグ空間 ルベーグ空間(Lᵖ空間)|ルベーグ積分に関するノルム・内積 測度空間Xに対して,Xでp乗可積分な関数の(商)空間をLᵖ(X)と表します.この記事ではLᵖ(X)の正確な定義を説明し,LᵖノルムによってLᵖ(X)がノルム空間・内積空間となることを解説します. 2024.06.10 ルベーグ空間
ルベーグ空間 ミンコフスキーの不等式と証明|便利な積分形も併せて紹介 ルベーグ積分(測度論)を扱う分野では「ミンコフスキーの不等式」がよく用いられます.この記事では,和のミンコフスキーの不等式と併せて,積分形のミンコフスキーの不等式も紹介します. 2023.04.05 ルベーグ空間