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代数学一覧

3次方程式の解の公式|「カルダノの公式」の導出と歴史

2次方程式$ax^2+bx+c=0$の解が

    \begin{align*} x=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a} \end{align*}

であることはよく知られており,これを[2次方程式の解の公式]といいます.

そこで[2次方程式の解の公式]があるなら[3次方程式の解の公式]はどうなのか,と考えることは自然なことと思います.

歴史的には[2次方程式の解の公式]は紀元前より知られていたものの,[3次方程式の解の公式]が発見されるには16世紀まで待たなくてはなりません.

この記事では,[3次方程式の解の公式]として知られる「カルダノの公式」の歴史と導出について説明します.

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剰余群の定義を理解しよう|well-definedとは何か?

代数学で群論を学ぶと,そのうち剰余群を学ぶことになりますが,剰余群の定義で戸惑ってしまう人は多いように思います.

この戸惑う根底にあるのはwell-defined性と思われます.

剰余群の定義においてだけではなく数学全体においてwell-defined性は非常に重要ですが,高校ではともかく大学でもその意味を教えてもらったことがない人も多いように思います.

少なくとも私は教わったことがありません.

剰余群を定義する際にこのwell-defined性を理解していないと,「どうしてこんな議論が必要なのか」と思ってしまうことが多いようです.

本記事では,剰余群の定義を通してwell-defined性を理解することを目標とします.

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群と環と体の定義とそれらの具体例

代数学は数学の構造を研究する分野であり,上において理論が展開されることは非常に多いです.

群,環,体といった代数構造を定義するためには,集合2項演算が必要となります.

例えば,

  • 整数の集合$\Z$は通常の加法$+$によって「群」
  • 実数係数の1変数多項式$\R[x]$の集合は通常の加法$+$と乗法$\cdot$によって「環」
  • 実数の集合$\R$は通常の加法$+$と乗法$\cdot$によって「体」

となります.

この記事では,最初に2項演算を説明し,そのあとに群,環,体の定義とそれらの例を挙げます.

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