線形代数学

線形代数学の基本

ℝⁿの部分空間の和空間|基底と次元の求め方を例題から解説

2つの部分空間U,Vの元の和でできるベクトル全部の集合を「和空間」といいます.この記事では具体例から和空間の定義・基底の求め方を解説し,和空間の次元と直和についても解説します.
線形代数学の基本

ℝⁿの部分空間の共通部分|基底・次元の求め方を例題から解説

ℝⁿの部分空間U,Vの共通部分U∩Vは,いつでもℝⁿの部分空間となります.この記事では,ℝⁿの部分空間U,Vの共通部分U∩Vの基底と次元の求め方を具体例から解説します.
線形代数学の基本

行列Aの核Ker(A)の定義・考え方|求め方を例題から理解する

行列Aを左からベクトルにかけて零ベクトルなるベクトルたち(連立方程式Ax=0の解)を全て集めてできる集合を行列Aの「核」といい,Ker(A)などと表します.行列の核は部分空間となることが知られており,重要な部分空間の1つです.
線形代数学の基本

行列Aの像Im(A)の定義・考え方|求め方を例題から理解する

行列Aを左からベクトルにかけてできるベクトルたちを全て集めてできる集合を行列Aの「像」といい,Im(A)などと表します.行列の像は部分空間となることが知られており,重要な部分空間の1つです.
線形代数学の基本

ℝⁿ上のspanされる(生成される)部分空間の基底・次元の求め方

生成される部分空間は線形代数でよく現れる重要な空間で基底を求めたいことはよくあります.この記事では,ℝⁿ上の生成される空間の基底・次元の求め方を具体例から説明します.
線形代数学の基本

ℝⁿの部分空間の基底と次元を求める方法を具体例から解説

ℝⁿの部分空間Vの基底をなすベクトルの個数をVの次元といいます.この記事では$\R^n$の部分空間の次元の定義を説明し,具体例から次元の求め方を説明しています.また,基底をなすベクトルの個数が一定であることの証明もしています.
線形代数学の基本

数ベクトル空間の基底|定義・考え方を具体例から丁寧に解説

ベクトル空間がどのような元からできているかを考えるとき「基底」は重要な概念です.この記事では「線形独立性」「生成される部分空間」を準備し,具体例をもとに基底の考え方を説明します.
線形代数学の基本

数ベクトル空間の部分空間の定義|証明のテンプレも例題から解説

ℝⁿの和とスカラー倍について閉じている部分集合をℝⁿの「部分空間」と言い,直感的には原点を通り真っ直ぐに伸びた空間ということができます.この記事では部分空間を具体例とともに説明しています.
線形代数学の基本

余因子展開|行列式による正則条件を具体例とともに解説

正方行列Aが正則行列であるかどうかは,Aの行列式|A|が0であるか否かで判定することができます.このことは「余因子展開」を用いることでこのことを証明することができ,さらに正則行列Aの逆行列A⁻¹の形も知ることができます.
線形代数学の基本

行列式の基本性質を総まとめ!計算の具体例も紹介します

行列式|A|は正方行列Aの正則性(逆行列の存在)を判定できるもので,線形代数学のいたるところに現れます.この記事では,行列式|A|の定義と性質をまとめ,連立1次方程式の解を行列式|A|を用いて表すクラメールの公式を導きます.