山本 拓人

線形代数学の基本

連立1次方程式とランクの関係|解をもつ条件・解の自由度

中学校以来よく扱ってきた連立1次方程式は線形代数学と密接に関わっており,実際に線形代数学の基礎を理解する上で連立1次方程式は非常に重要です.この記事では連立1次方程式が解をもつ条件と解の自由度を考えます.
微分積分学

階乗の一般化のガンマ関数(Γ関数)を解説|定義と基本性質

ガンマ関数(Γ関数)はΓ(n+1)=n!を満たすことから「階乗の一般化」と言われます.ガンマ関数は階乗から離れて,数学の様々な場面に登場する重要な関数です.この記事では,ガンマ関数の定義と基本性質を説明します.
位相空間論

距離空間の定義のイメージと具体例|ノルム空間との関係

数学では3つの条件を満たす集合Xと関数dの組(X,d)を「距離空間」といい,重要な位相空間のひとつです.この記事では,距離空間の定義の3条件のイメージ,距離空間の具体例を説明し,「ノルム空間」との関係も説明します.
線形代数学の基本

行列のランク|逆行列をもつための条件・逆行列の求め方を解説

正方行列は零行列Oでなくても逆行列をもつとは限りません.行列の「ランク」を考えることで,逆行列をもつための必要十分条件が得られます.この記事では,行列のランクで逆行列の存在条件を解説します.
線形代数学の基本

行列の正則条件を簡単に!AB=IまたはBA=Iであれば正則

正方行列Aが正則(逆行列をもつ)とは,AB=BA=Iとなる行列Bが存在することと定義されます.ところが,実はAB=IまたはBA=Iのどちらかが成り立ちさえすれば,自動的にAB=BA=Iが満たされAが正則となります.
線形代数学の基本

正則行列の定義・具体例|逆行列を使った連立1次方程式の解法

0でない実数には逆数がありますが,行列にて対してこの逆数に相当するものを逆行列といいます.逆行列は線形代数でとても大切なもので,この記事では具体例を考えながら逆行列の定義と性質を丁寧に解説しています.
書評

教科書紹介|統計検定2級対応 統計学基礎(日本統計学会編)

本書は統計検定2級の出題範囲に即した教科書です.統計は多くの分野で応用されており,昨今の社会的な注目度には特筆すべきものがあります.本書は統計の基礎的事項がまとめられているため,統計を概観するにはよい教科書と言えます.
書評

オススメ入門書|集合・位相入門(松坂和夫著,岩波書店)

集合論・位相空間論の入門書です.集合論は数学のベースとなる分野で,本書では具体例を用いての説明が多く,初学者には非常に読みやすいのが嬉しい点です.また,章末問題も多いので,理解を深める助けになります.
書評

オススメ問題集|演習 大学院入試問題[数学](サイエンス社)

数学系の大学院入試対策の問題集です.本書は非常に多くの問題が扱われているのが特徴で,基本的な技術を身に付けることができます.また,基本問題だけではなく,東京大学,京都大学など旧帝大クラスの大学院入試の過去問も扱われています.
統計学

不偏推定量とは何か?|標本平均・不偏分散の不偏性も証明

統計を学んでいて多くの人が理解に苦しむものに「不偏性」があります.不偏性は「母集団の統計量を良く推定するもの」ということができます.この記事では,不偏推定量を考え方から説明します.