ルベーグ積分の基本ルベーグ積分1|外測度とは何か?集合の「長さ」の測り方 ルベーグ積分を考えるには「集合の長さ」が鍵となり,この「集合の長さ」を測るために重要なものとして外測度があります.外測度を用いれば有理数の集合ℚのようなまばらな集合にも「長さ」を考えることができます.2022.06.06ルベーグ積分の基本
微分方程式シュレディンガー方程式の質量とエネルギー|保存則の証明 偏微分方程式の解が保存量を持つことはよくあり,それら保存量は偏微分方程式の解析で重要な手がかりとなります.この記事では,非線形シュレディンガー方程式の解uの質量MとエネルギーEが保存されることを説明します.2022.02.12微分方程式
複素解析の基本複素解析8|[留数定理]を使って広義積分を計算する方法 留数定理は複素積分と留数の関係を述べた複素解析の重要定理です.留数定理を用いることで広義積分の値が簡単に計算できることもよくあります.この記事では留数定理を説明したのち,留数定理を用いて具体例に広義積分を求めています.2022.02.11複素解析の基本
複素解析の基本複素解析7|[ローラン展開]はテイラー展開の進化形! 点αで微分可能性が不明でも,αの近くで微分可能な複素関数は「ローラン展開」することができます.このローラン展開は「テイラー展開」の拡張ということができます.また,複素解析の重要定理である「留数定理」を考えるためには欠かせないものとなっています.2022.02.10複素解析の基本
複素解析の基本複素解析6|1回でも微分できれば[テイラー展開]できる! 複素解析では領域上で1回でも微分可能ならテイラー展開可能であることが証明できます.また,このテイラー展開を用いることで「領域上で1回でも微分可能なら無限回微分可能」という微分積分学では成り立たない事実を証明することができます.2022.02.01複素解析の基本
複素解析の基本複素解析5|縁の下の力持ち[コーシーの積分公式]を解説 複素関数を複素積分で表す公式として[コーシーの積分公式]というものがあります.この[コーシーの積分公式]はテイラー展開とローラン展開のベースとなる重要な公式です.この記事では[コーシーの積分公式]の直感的な説明と証明をしています.2022.01.31複素解析の基本
複素解析の基本複素解析4|超強力なコーシーの積分定理とその使い方 コーシーの積分定理は「正則関数の閉曲線上の複素積分は0である」という定理で,複素解析の中でも重要なとても強力な定理です.この記事ではこのコーシーの積分定理を紹介し,基本的な使い方を紹介します.2022.01.25複素解析の基本
複素解析の基本複素解析3|複素平面で積分しよう!複素積分の具体例も紹介 リーマン積分は「変数xを実区間[a,b]で動かして考える積分」でしたが,複素積分は「複素変数zを複素平面上の曲線C上で動かして考える積分」です.リーマン積分と複素積分の違いはこれだけなので,リーマン積分の定義を理解していれば複素積分の定義も同様に理解することができます.2022.01.24複素解析の基本
複素解析の基本複素解析2|正則関数は超重要!複素関数の微分の考え方 複素解析は複素関数の微分と積分を考える分野で,この記事では複素関数の微分法について説明します.複素関数の微分は実数の関数の微分と形式的には同じですが,性質は大きく異なるものになっています.2022.01.22複素解析の基本
複素解析の基本複素解析1|複素関数とは何か?図示の仕方も説明 微分積分学は「実変数の実数値関数の微分積分」を考える分野でしたが,複素解析は「複素変数の複素数値関数の微分積分」を考える分野となります.複素解析の「複素変数の複素数値関数」は複素変数と呼ばれ,微分積分を考える複素解析の主役となります.2022.01.15複素解析の基本